確定診断の見通し

尿の細胞診で癌細胞が出れば確定する。でも出なかった。内視鏡で見つかったら確定する。検体が取れれば確定する。

でも、どれも取れなければ確定しないので、手術はできない。当たり前のこと。

今回の尿管内視鏡を行っても何も出ないかもしれない。でも、他にやることもないのでやることにした。

CT造影撮影

CT造影に異常があったので、CT造影撮影をした。CT造影と違うのは、撮影の前に造影剤を注入する事くらい。でも、出来上がりにはそれなりの違いがあった。

造影撮影では、造影剤が尿管の中に入っていて、尿管の太さが見えた。

通常は、尿管は薄すぎて厚みは見えないとのことだけど、自分の場合は、ごく一部だけど尿管に厚みがある部分があった。これがおかしいらしい。

つまり、ガンの可能性があるとのこと。

CT撮影

1月16日にCT撮影を行った。診察台に寝ると、機械が2〜3回体を通過して終わり。あっけなかった。1時間後位に診断を受けた。

体の輪切りをコンピュータの画面に示され、尿管に異常があるようだとのこと。この時「ガンの可能性がある」と告げられた。

 

硬性と軟性がある膀胱鏡

膀胱鏡には硬性と軟性がある。硬性は硬い棒状の物で、太さ1センチ位らしい。軟性は5ミリ位かな、細いケーブルみたいな感じ。

硬性はとにかく痛い。私は鎮静剤を打たれて、眠っていたから、処置中は分からなかったけど、処置後にとてつもない痛みが来た。トイレに行くたびに、おしっこを出すたびに、地獄の苦しみ。約2日続いた。

それに比べて軟性は痛みが格段に少ない。

両方とも尿道の入り口から、ゼリー状の麻酔を行う。軟性の痛み対策はそれだけ。明日この時の痛みも違和感も硬性に比べれば大したことはない。

 

今回の検査

CT検査と造影CT検査をした。

確かに、CT造影検査の方が詳しく分かったけど、今ひとつ違いが分からなかった。造影CT検査の結果

尿管の一部が太くなっているという。尿管って普通は映らないほど薄いんだそう。それなのに、厚さ2ミリ位の厚みがあった。丁度ホースみたいに。

これが癌かもしれないということ。